とわのゆうぐれ

しおみまき

ぶるるるるぶるるるぶるん風のこえ あまねくすべてきみのいとなみ 

ごわごわとむずかる夜半あかちゃんは紙のおむつに包まれている

べっぴんちゃんでちねちゅぱちゅぱ泣きだしてあいされるすべしっているのだ

こりこりと指をかませる(ねえママン)いもうとなんてゴムのにんぎょう

ねえママン(ねえママンたら)わたしにもまめつぶふたつ。だけどチッパイ。

ぞわぞわとへそのあたりがむずがゆい いつも黄ばんだかぼちゃのぱんつ

梁のうえひとりぼっちのゴムまりはあめりかうまれとしんじていたの

ふっくりと甘ったるくてかなしくててんしのうでにそつとかみつく

日溜まりのわたりろうかにうつくしいお菓子の缶があまたころがる

うすもものガアゼのさなぎにうにうとゆびすいながらとわのゆうぐれ

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