熱作公司招待所
しおみまき
ゆびの腹ちからあつめてあんにゅうと押し込むボタン ラジオカセット
飴色に伸びたせろふぁんきゅるきゅるとほこり絡んで巻き戻される
インテリの長老案でわんわんとそこいらじゅうにオペラ溢れる
水ぎわで聴いた気がしたちちのこえやがてかすれてオートリバース
かみのけを搾るしぐさにみとれてた。かれにまつわる昼なにもかも
おやゆびとひとさしゆびで輪をつくる。奴隷のようなあしくびをもつ
ゆうれいをみたひといつも生温いビイルふくんだうすいくちびる
甲虫がかつんとあたる。軽蔑はコルクとなって床にころがる
眠る蛾は賢くみえる。わたしたちすえたにおいがするのだろうね。
何よりもひとがこわいというひとの首のまわりの伸びきったシャツ
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