ころも

しおみまき

ネオコトと誰が呼んだか夕まぐれ空を仰いで下駄履きで立つ

つむじかぜ裾でさばいて若旦那さらりさらりと着ながしてゆけ

ゆるうりと風の銀輪またがって石塀小路をながしてみよか

本能モ天性ナドモアリマスヨ此処ハ寺町三条上ル

六曜社珈琲地下店。詩人らが肩をすぼめてマッチ擦るとき

油蝉からっと揚げて枝豆とビールを煽る京風アロハ

扇風機声ふるわせて「好きです」とおふろあがりの京風アロハ

こだわらぬこだわりがありこだわればこだわりすぎはあかんかしらと

ぬうらりとぬしが戻ってきたような午前三時のうなぎのねどこ

三日月のめくる歌留多は夭折のロック魂アンソロジーよ

menuへ戻る