彼岸会

しおみまき

陰毛のトリートメントきしきしと春のおがわのながれのように

まだ淡きちくびねむらせ浅瀬では小エビつっぴんつっぴん跳ねる

はれたひはつるぶつるぶぶつるぶぶぶ。おんぷのようにつらなるゼリィ

繊毛にふれたくちびる。むずむずとおがくずのなかうごめくさなぎ

もうどんなこえもだせない足のうらエノコログサでくすぐられても

手のひらにクモが這うからいっこくもはやくおとこに抱かれてみたい

交合の悦びもまた粒となりオオカナダモに産みつけられる

此岸にて淡きひかりとそいねする。読経のこえがきこえるようだ

おばあさんにあいにきました。まえがみをきちんとまゆのうえでそろえて

そらのあお。むごんの丘にほぉいほぉい。ぬけた乳歯が透けながらとぶ

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